広島カープの2019年が終わりました・・・ペナントレースの最終成績は、70勝70敗3分の4位でした。
まずは、三連覇の偉業を達成し、この度監督を勇退することになりました緒方監督に「ありがとうございました!本当にお疲れ様でした、しばらくはゆっくりしてくださいね・・。」と心から言いたいです。

ただ、今シーズンの成績低迷理由は何だったのか?
丸佳浩選手の後釜が見つからなかった?緒方監督の采配の良し悪し?バティスタのドーピング違反からの離脱?など、いろいろ言われていますが・・・
まずは成績低迷理由の検証と
来シーズンに向けての課題と希望による「2020年シーズンの展望」を記事で残しておきたいと思います。
※広島カープ大ファンの筆者が主観で書いてますので、あしからず。
目次
広島カープ2019年成績低迷理由は「憔悴」
冒頭でも書きましたが、広島カープ2019年成績低迷理由は様々です・・・。
しかし、一般的に低迷理由の1位に挙げられるのは、「移籍した丸選手の後釜、三番が埋まらなかった」ですが、果たしてそうでしょうか?
筆者は、丸佳浩の後釜は西川龍馬が埋めていたと思います。
今シーズンの成績を見てもわかるように、打率では勝っており、初挑戦のセンター中心となった外野の守備も難なくこなせました。
打率 | 本塁打 | 打点 | |
---|---|---|---|
西川龍馬 | 2971 | 16 | 64 |
丸佳浩 | 292 | 27 | 89 |
来期はこの成績が逆転する可能性は低くないかと思われますので、これで丸選手の穴は埋まったことにまります。
2019年の低迷の理由は「丸の穴」ではなく他にあるのではないでしょうか?
ということで、今シーズンの成績低迷理由の一番は、野手では田中広輔、松山竜平、投手では中崎翔太という、不動のレギュラーの大不振によるものだと思われます。
でわなぜ?田中、松山、中崎は大不振になったのか?
おそらくですが、三連覇中の披露蓄積による、精神的な心の「憔悴」が関係しているのでないかと思うのです。
レギュラー選手の疲労蓄積症候群化
2019年のシーズンは、「三連覇しても日本一にはなっていない」という想いからなのか
レギュラー選手たちは三連覇後の披露蓄積の身体に鞭を打ちプレイを続けることで、慢性的な疲れが麻痺し、そこから痛みを伴う怪我となり、心も憔悴していった・・・
精神面でも、三連覇中の「やろう!」から三連覇後の「やらねば・・」に変化している選手が多くなっていたのではないでしょうか?
特に今シーズンの田中広輔選手や中崎翔太投手を見ているとそう感じました・・まさに満身創痍のなかでのプレイでしたね・・・。
後に田中広輔はシーズン中での右膝手術となります。
これは「レギュラー選手の疲労蓄積症候群化」と言えるのかもしれません

この他には緒方監督も憔悴しきっていました・・・松田オーナーも緒方監督のあまりの憔悴状態に、引き留めが出来なかったそうです。
広島カープ2020の「やろう!」
4位となった2019シーズンの広島カープですが、来年の2020年はチャレンジャーとなります。
佐々岡新監督のもと、いきなり首位奪回も良いのですが・・・ここは心のリセットも兼ねて、無理に優勝を狙わずCS圏内を目指すくらいでいいのでは?
大切なのは「やらねば」ではなく「やろう!」の気持ちで2020年のシーズンを戦うことだと思います。
広島カープ2020年の戦力と展望
まずは野手ですが、完全に鈴木誠也中心のチームになることが重要です・・完全にです。
丸の後釜の西川龍馬は三番で固定したい
そのためには、小園海斗には一番ショートで活躍してもらわなければならない!
10.3小園くん、打撃練習
フェニックスリーグで大きくなってきてほしい#carp #カープ #由宇 #2軍 #小園海斗 pic.twitter.com/I8edCLdyC3
— ロックウェル (@RockWell69L) October 4, 2019

メヒア、サンタナのドミニカンの成績の安定・・・松山、長野、安倍のベテランの復活・・・もちろん、會澤、菊池の残留は必須です。
ただ、鈴木誠也中心の「チーム誠也」で、2020年こそはブレイクしてもらわなければならない選手がいます、その選手とは・・・坂倉将吾選手です。
坂倉将吾サードへコンバート
高ヘッドによれば、坂倉選手の出場機会を増やすためにサードの守備の練習も始まるそうです・・・坂倉選手のバッティングを生かすためのサードコンバート・・・悪くないと思います。
とにかく、2019年の西川龍馬のように、2020年の坂倉将吾のブレイクは強いカープ復活の必須条件なのです!
今年、絶好調だった鈴木誠也ですか?彼は心配ないです、2020年はきっと三冠王になりますよ!
絶対的なエースとなれ!大瀬良大地!
投手陣はとにかく大瀬良大地が絶対的なエースになることが重要です。
今年も二桁は勝ちましたが・・勝たせてもらった試合が多く・・・
・大瀬良大地 11勝9敗 防御率3.53
この成績では、かつての黒田博樹や前田健太のような絶対的なエースとは言えません
まずは大瀬良大地が、圧倒的な広島カープのエースになること!
そうすれば、ジョンソンや九里、床田の成績は勝手についてきます。
広島カープ2019ドラフトは即戦力ピッチャー
広島カープ2019ドラフト・・・現場は即戦力投手を獲得してほしいとのこと。
即戦力投手とは10勝投手を意味しますので、明治大学の森下暢仁になるのではないでしょうか?
佐々木郎希、奥川恭伸のドラ1候補の高校生投手も魅力的ですが、安定感では明治大の森下投手です!
ここにアドゥワ投手や、今シーズン中継ぎで実績を上げ先発に転向する遠藤淳志投手、さらには床田投手と同じ、トミージョンからの復活に懸ける高橋昂也投手も加わりますから、悪くない布陣になります。

中継ぎは、一岡と今村の復活、中村恭平や菊池保則の二年目のジンクス、フランスアの配置転換などいろいろ不安はありますが、今年一軍デビューしたケムナや新人の島内、剛腕長井に期待しています。
ストッパーに関しては未知数ですね・・・中崎翔太への無理は禁物ですから。

【広島カープ2019】成績低迷理由と2020年の展望《まとめ》
広島カープ2019の成績低迷理由&2020年の展望のまとめです・・・
まずは、2019年は疲労蓄積症候群化によるレギュラーメンバーの大不振となった。
これにょり、心と身体を癒すことが大切となる・・・。
来シーズンの2020年は新監督のもと、チャレンジャーの気持ちで、「やらねば」ではなく「やろう!」で、CS圏内を狙うくらいで戦う!
・野手は、完全な鈴木誠也中心のチームになること
・キーとなる野手、小園海斗の一番ショートの定着と坂倉省吾の大ブレイク
・投手は、大瀬良大地が絶対的なエースになること
・ドラフト1位は、即戦力の明大の森下暢仁の獲得です!
※こちらの記事は、2019年のドラフト総括です!果たして、森下君は広島カープが獲得なったのか?(写真見てもバレてますがw)
その他でいえば、2019年のファ―ムは新人野手の活躍が目立ったシーズンでした!

現在のところ、フロントによる、會澤選手の引き留めも順調のようですね。

結果を出した選手には、誠意(年棒)で応えることはフロントはきちんと行いましょう!
現在の広島カープは、貧乏球団ではないのですから・・・。
最後に、佐々岡新監督の決定ですが・・・これまた未知数ですね、1年契約というところもフロントも未知数といったところ?まぁ、新人監督ですから仕方ないのかな。
しかし、2020年のシーズンが始まったら「仕方ない」では済まされない試合内容をお願いします・・・言いたいことはそれだけです。
ザクッと、広島カープを主観とちょっとしたデータを確認しながら語りましたがご容赦くださいませ・・・2020年も我らの広島カープを熱く応援したいと思いますのでよろしくお願いいたします。