【広島カープドラフト評価2019】獲得選手&2020カープ戦略

2019年の日本プロ野球のドラフトも無事終わりました。

思い通りの選手が獲れた球団もあれば、そうでもない球団もあったようですが、ドラフトの成功は数年後にならないとわからない。

現時点では「球団が獲りたい選手が獲れた」なら、成功でしょう。

ただ贔屓目に見ても、我ら広島カープの2019年のドラフトは大成功をだったと思います、

点数をつけるとしたら、95点かな。

さらには、FA権を獲得した會澤選手と野村選手と長野選手の残留も決まりました!この結果により、FA選手に「残ってほしい」想いを即伝えた佐々岡監督の評価も上昇中です!

KENSHIN
菊池選手はポスティングでのメジャーが決まりましたが、内心はあと1年だけ残ってほしい想いがあります・・・でも彼の夢だから、一日も早く叶うことをファンなら応援すべきかな、と今は感じています。

ここでは、2019年ドラフト獲得選手の紹介と、2020年の広島カープの戦略を探ってみようかと思いますので、

ぜひ、お付き合いください!!

広島カープ2019年獲得選手紹介

広島獲得選手は以下の通りです・・・バランスが最高ですね!

1位森下暢仁投手明治大
2位宇草孔基外野手法政大
3位鈴木寛人投手霞ヶ浦高
4位韮澤雄也内野手花咲徳栄高
5位石原貴規捕手天理大
6位玉村昇悟投手丹生高
育1位持丸泰輝捕手旭川大高
育2位木下元秀外野手敦賀気比高
育3位畝章真投手香川オリーブガイナーズ

2019広島ドラフト1位森下暢仁

こちらにも「森下獲得は絶対!」と書きましたが・・・、

今回のドラフトで広島カープが獲得しなければならなかったのは、即戦力投手でした。

ということなので、今年のドラフトの正真正銘の即戦力1位投手の森下暢仁を獲得できたことで、広島カープの2019ドラフトは大成功だったということになります!

伸びのあるストレートと縦に大きく割れるカーブが特徴の森下君、佐々岡監督ゾッコンの投手になります。

イメージ的には楽天の岸投手のようですね、それとイケメンですからカープ女子も大歓迎でしょう!

KENSHIN
ローテーションには普通に入ってくる投手ですが、出来ることなら大瀬良、ジョンソン、森下という表のローテーションで見てみたいです!明治の先輩の野村祐輔が残留したことも彼にはプラスになるでしょう!

投手でもなく内野手でもなく外野手?

2位は、法政大学で全日本メンバーの宇草孔基

少し意外だったのが、2位で外野手を指名したことです、

KENSHIN
予想ではもう一人即戦力の投手か、菊池選手の後釜としての即戦力内野手だと思っていました・・・実は2位で巨人に指名された太田龍投手を獲る予定があったとか。

宇草孔基・・・攻守と3拍子揃った185cmの大型外野手。パンチ力のある打撃と、スピードが魅力、とにかく足が速い。

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野間選手に見切り?のための獲得なのかを思わせる指名・・。走力では現時点で互角、打撃は上かもしれない。宇草選手の獲得からか、秋季キャンプの野間選手は打撃フォ―ムを変えてバッティングが好調!早くもドラフトの相乗効果ありか!

同じ高校からの指名

3位は、ゆったりとした投球フォームから、力強いストレートと縦のスライダーが魅力のピッチャーの鈴木寛人

鈴木寛人投手は霞ヶ浦高からの指名で、今シーズン中継ぎでブレイクした遠藤淳志投手の後輩になります。目標は「先輩の遠藤投手とローテションか投手リレー投げてカープの勝利に貢献すること」だそうです。

4位は、安定した守備力とアベレージヒッターの中距離打者タイプ、走攻守のバランスの良い韮澤雄也

韮澤雄也選手は花咲徳栄高からの指名で、怪我から復帰する左腕、高橋昂也投手の後輩です。憧れの選手が先輩の高橋昂也とのこと、もとから器用なタイプなので早い時期での小園選手との2遊間もあるかもです。

KENSHIN
因みにここまでの1位から4位の指名選手の担当スカウトは尾形佳紀スカウトです。尾形スカウトは鈴木誠也選手をスカウティングしたことで有名になりましたね、坂倉捕手と遠藤投手も尾形スカウトです。

打てるキャッチャーと逸材サウスポー

5位は、打てる捕手の石原貴規

スローイング精度に関してはもはや一軍レベル。小園選手と実家が近くお互いの母親も仲良しだとか・・・中村奨成捕手のライバルになるでしょう。

6位は、逸材サウスポー玉村昇悟

特にチェンジアップが良く、奪三振率の高い投手です。「6位までよく残っていたな」といった感じで、玄人評価も高い投手、まさに逸材サウスポーですね。

広島カープ育成選手のこれから

育成1位は、これまたカープ特有の「打てる捕手」持丸泰輝

星陵の奥川投手からもヒットを放ち注目されました、もともと外野を守っていたので強肩巧打の野手としての転向も有りですね。

育成2は、東出コーチと西川龍馬選手の後輩、敦賀気比の木下元秀

バットコントロールに長け、広角に打て、さらに力強いスイングができる選手。今夏の甲子園では、3試合で7安打を放ち6打点を挙げ注目される。183cmの大型外野手としても面白い存在です。

育成3位は、畝コーチのご子息、畝章真

チェンジアップが武器でコントロールの良いサイドスロー投手、とのこと。高校は広島新庄でチームメイトが巨人の田口麗斗。

KENSHIN
「広島カープ育成選手のこれから」として、2018年入団の大盛穂野手の支配下登録が決まりました。赤松コーチも喜んでいることでしょう!これで、2017年入団の藤井黎來投手の支配下登録の可能性も出てきましたので「広島カープの育成」にも光が見えてきました!

2019年の育成3選手も実戦で結果を残してもらい、支配下登録をもぎ取ってほしいです。

広島カープドラフト戦略の詳細

2016年から2018年に三連覇を達成!

今年は、丸選手のFA移籍や主力選手の勤続疲労による怪我、さらには外国人選手のドーピングなどで、結果的に4位という成績でしたが、

現在も広島カープは強いです

なぜ?ここ数年で強くなったのか?

理由は様々ですが、結論を先に言えば、獲得したい選手が獲れるようになったからだと思います。

KENSHIN
広島の低迷期は、巨人の放映権料頼みの時代でしたが、マツダスタジアム設立による、ボールパーク(球場)経営にビジネス構造をシフトチェンジしてから、ファン数増となり広島カープは強くなっていきました!

常に満員の「マツダスタジアムでプレーしたい!」というアマチュア選手も増えました・・・要するにここ数年で新規ファンが増えて不人気球団から人気球団になった、ということ

そして、もともと定評のあったスカウト力が機能して、良い選手の獲得もスムーズに進みだしました。

ドラフトが苦戦した頃の話、苑田スカウト総括部長がこちらで話してくれました。

 「広島カープドラフト」の世代戦略

下記は「広島カープドラフト世代戦略表」です。※18歳の新人から32歳まで。

広島のスカウトは、このように世代でポジションを分け、同じ世代でポジションが被らないようにしています。

この表からを見ながら、2020年の広島戦略を考えてみましょう!

年齢投手捕手内野手外野手
18歳鈴木(寛)
玉村
持丸韮澤木下
19歳田中(法)小園

羽月
中神
20歳山口
遠藤
藤井(黎)
佐々木
中村(奨)永井
21歳アドゥワ
高橋(昂)
坂倉
22歳森下
高橋(樹)
石原(貴)宇草
23歳島内
塹江
藤井(皓)
桑原正隋
大盛
24歳ケムナ
平岡
中村(佑)
曽根
25歳床田
矢埼
西川鈴木(誠)
26歳岡田
戸田
野間
27歳中崎
薮田
磯村
28歳大瀬良
九里
今村
一岡
堂林
29歳中田上本
30歳野村
菊池(保)
菊池(涼)
田中(広)
安倍
31歳中村(恭)
32歳會澤

広島カープ2020投手戦略

先発ローテーションは、大瀬良、ジョンソン、森下が表のローテーション

裏は、FAで残留してくれた野村、今季7勝の床田、そしてスロースターターの九里、といったところでしょうか?

こうなると、即戦力の森下投手の獲得はやり大きいですね。

その他の選抜候補は、アドゥワ、山口、遠藤、薮田、怪我明けの左腕、高橋昂也とドミニカンのモンティージャメナ、ですかね・・・ちょっと弱いかな。

KENSHIN
岡田明丈投手は、佐々岡監督が「勝利の方程式での中継ぎで使うかもしれない」と言ってましたので、外しました。

今年の中継ぎ、ワンポイントで機能する中村恭平なども勝利の方程式で使いたいですね。

どこでも投げてくれる菊池保則や、一岡今村中田といったベテラン勢は無理をさせないくらいで、

その代わりに若手のケムナ島内には、一年間一軍で投げ続けてほしいです。

背水の陣となる、矢埼、高橋(樹)塹江、戸田などには、今年の中村恭平のように「働ける場所」を見つける・・・ではなく、奪い取ってほしいです。

あとストッパーですが、手術を受けた中崎は2020年は大事をとるとして、新外国のジョンソンフランスアになりそうですね・・・大丈夫かな。

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今年は最後の最後まで構成できなった、投手陣による「勝利の方程式」。2020年の最重要課題の克服に向けて、佐々岡監督も燃えています!

小園世代に期待!

野手に関しては、丸選手の巨人移籍と菊池選手のメジャー挑戦により、これで完全に「タナキクマル世代」の終了となり、手術明けの田中広輔選手もレギュラーの確定はなくなりました。

世代交代の流れとして、鈴木誠也西川龍馬の「誠也世代」に2020年は完全に変わることになるでしょう、

ただ、自分の期待は今年の2軍を牽引した「小園世代」です。

「広島カープドラフト世代戦略表」にもあるように、20、21、22歳に内野手がいませんが、19歳の小園世代に、小園海斗も入れて4名の内野手がいます。

小園海斗、林晃汰、中神拓都、羽月隆太郎の4名です。

先日のフェニックスリーグ制覇の広島カープの主力メンバーはこの4名でした。

1軍の秋季キャンプも追加で中神も合流し、4名全員が参加しています・・・もちろん中心は小園海斗です。

小園の存在が相乗効果となり、林、中神、羽月が「小園に負けない」という意識から練習に励むので、このメンバーは異常に練習します。

小園の存在は、一学年上の中村奨成永井敦士にも大きな影響を与えています。

まとめますと、2020年の広島カープ野手戦略は、鈴木誠也が牽引する「誠也世代」の完成と「小園世代」のさらなる成長になりますね。

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捕手は會澤選手を中心に、ジョンソン専用の石原捕手、打撃の磯村&坂倉の使い方と中村奨成の一軍デビュも、2020年の広島カープ戦略の見所になりそうですね。

2020年の広島カープ佐々岡新体制の魅力

以上になります、最後は「佐々岡新体制の魅力」についてです。

監督決定時、ネットを中心にあまり評判の良くなかった佐々岡コーチの監督就任人事ですが、

會澤、野村、長野の残留に、素早く気持ちを伝え貢献した行動力により、評価が急上昇となりました。

KENSHIN
あと、全体的にピリピリ感がなくなった印象がありますね。ここ数年の追い込む?「やらねば」意識から、前向きに「やろう!」意識への心の変化が、今の広島カープの選手には必要だったので、そういう意味では佐々岡体制はベストなのかもしれません。

佐々岡新体制の魅力となるであろう、「投手の勝ちパターンの完成」を楽しみに、2020年の広島カープもガンガン応援します!!

頑張れ!我らが広島カープ!!