通貨スワップとは?その意味を日韓問題も含めてシンプルに解説するよ

2019年の年度末、ここに来て韓国経済の「危機説」がリアルになってきましたね。

韓国政府は、日韓の通貨スワップがなくても大丈夫という態度を継続はしていますが、本音は違います。

Kenshin
「ここで日韓通貨スワップの復活を発表できれば、それだけで市場への信頼は回復し、ウォンは下げ止まり安定して通貨危機からは脱出できる」と韓国側は思っていますよ、しかし、それは余りにも厚かましくないですかね?

日本は、アジア各国に「円建て」と「ドル建て」のスワップをアジア各国に配給できる『アジア地域代理店』です。

つまり、日本との二国間での通貨スワップ協定に締結できれば、金融市場から高い信頼を得ることが出来るのです。

左翼反日の文政権が弾劾されない限りあり得ない話ですが、まずは韓国政府が一連の日本に対する反日行為を謝罪して、日韓による通貨スワップの再締結が決まれば、

韓国経済の凋落は必ず止まります。

日韓通貨スワップとは、韓国経済の凋落を止める特効薬なのです。

経済オンチの文在寅政権にも、それなりに経済を理解している人は存在しており、

韓国の殷成洙(ウン・ソンス)金融委員長は、韓国の金融危機に対する強い危機感からか、「日本と新たに締結したほうがいい」と発言し、日本との通貨スワップ再開を希望する意思を明らかにしました。

ただ、筆者としては現在の韓国とは通貨スワップ協定は結ばない方が良いと思います、理由は・・・、

Kenshin
最近の報道から、韓国の金融機関が中長期での借り入れが困難になり、短期化しています。これは世界の金融市場が韓国の通貨危機に警戒心を高めている証拠です。日本は韓国経済がクラッシュしてから、手を差し伸べるのが賢明かと思われます。

それでも日本は、韓国金融委員長の懇願を受け入れ「日韓通貨スワップ」を復活させるのか?

反日の韓国が懇願する、「通貨スワップ」とは?何なのかも、

過去の日韓スワップによる、日本側の苦い経験を交えながら一緒にお答えしたいと思います。

通貨スワップを簡単に

通貨スワップとは・・・、

「通貨スワップ協定」のことを言い、

通貨危機に陥った際や、貿易決済や為替介入などに必要な外貨が不足した場合などに、お互いの外貨を融通し合う「仕組み」のことになります。

日韓通貨スワップさらに簡単に

日本と韓国の二国間で結ばれるスワップ協定が、

『日韓通貨スワップ』と言います。

簡単に言いますと、

国際的に価値の低いウォンを、国際的に価値の高い円やドルに換えることができる「仕組み」のことですね。

因みに、国際決済通貨の円を持つ日本が外貨不足に陥ることはありません、

そもそも日韓通貨スワップは日本にとっては実利のないもの・・・つまり日韓通貨スワップとは「韓国を助ける」仕組みとも言えるのです。

Kenshin
ウォンは弱い通貨(ローカルカレンシー)なので、韓国から頻繁に資本が逃げ出してしまうことがあるので、韓国はいざという時に円やドルという国際決済通貨(ハードカレンシー)に換える「仕組み」の通貨スワップを必要とする・・・ということです。

現在の韓国文政権はウォン安が1200を超えるという、通貨危機手前の状況であり、韓国の経済界としては日韓通貨スワップをどうしても復活してほしいところでしょうね、

安倍政権の日本は、日韓通貨スワップの復活させるでしょうか?

日韓通貨スワップ締結の可能性ってあるの?

GSOMIAの記事でも書きましたが・・・日韓通貨スワップの復活はないです。

現在の文政権の韓国とは、日本政府(安倍政権)は日韓通貨スワップを締結する可能性はゼロに近いでしょう!

Kenshin
徴用工訴訟での国際法を無視した異常な判決や日本企業への資産差し押さえ、慰安婦財団「和解・癒やし財団」の韓国側の一方的な解散など、国家間で決めた約束を守らない文政権の韓国とは、何も合意できないのが現在の日本政府と日本国民の心情です。

日韓通貨スワップについてもかつて、麻生太郎副総理兼財務相が・・・、

麻生財務大臣
信頼関係で成り立ってるからには、約束した話を守られないとなると貸した金も返ってこない可能性もあるので無理だね・・・。

と言ってましたが・・・実は麻生さんが総理大臣の時に、日韓通貨スワップでは痛い目に合っているんですよ。

韓国は約束を守らない国

2008年のリーマンショック後、韓国のウォンが暴落し通貨危機の手前まで追い込まれました・・・これに対し当時の韓国大統領の李明博(イ・ミョンバク)は、当時の日本の麻生総理に懇願して日韓通貨スワップを締結してもらいました。

この時の李明博政権の日韓通貨スワップ締結の背景には、「今後、慰安婦問題などの賠償問題を国際社会に、二度と持ち出さない」という韓国側からの約束があり、締結への運びとなりました。

2011年秋には欧州金融危機の再燃でウォンが急落・・・この時も李明博政権は日本に泣きつき、30億ドルだったスワップ枠を2011年10月には700億ドルに引き上げてもらい、これが効果を表しウォン安も止まり株価も戻し、韓国は日本のおかげで危機を逃れたのです。

しかし、李明博はこの2ヶ月後の同年12月の日韓首脳会談で突然、「慰安婦に補償しろ」と言い出したので、日本側は開いた口が塞がらないほどビックリしました・・・

さらに、李明博は2012年の8月10日には自らが竹島へ上陸、4日後の8月14日には歴史問題で天皇に謝罪を求めるなど、日韓通貨スワップの際の約束を完全に反故にしてきたのです。

 

こうした過去にも約束も守らない韓国という国との日韓通貨スワップの復活には、日本政府も常に難色を示すわけですよ・・・、

今後、日韓通貨スワップ復活がもしあるとしたら・・・韓国の政権交代しかないでしょうね・・・。

文政権が弾劾となり、保守の新政権が誕生して日本に対する向き合い方が改まれば、それから日韓通貨スワップの復活に向けての交渉が始まるかものかもしれません。

韓国の「交渉カード」に条件を付けて

このまま文政権の韓国は崩壊の道へと向かうでしょう。

Kenshin
アメリカも左翼政権になる文政権の韓国とは距離をあけています、戦略的な話が出来ない状態ですからね・・・アメリカは文政権崩壊を待ち、その後の「保守系韓国政権」との間で米韓同盟における同盟改革などを行うのではないでしょうか?

日本も韓国に対して「ホワイト国除外」というカードを切ったわけですから、今後も日本は条件付きで韓国との交渉に臨むべきだと思います。

例えば、日韓通貨スワップを締結するにしても、

・反日運動が確認されれば、日韓通貨スワップを終了する

などの条件を加えるべきです・・・結局、日本の支援がなければ韓国は成り立たない国なのですから。

まぁ、それでも韓国は約束を守らないですけどね・・・ww。

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