ペンス副大統領 演説 2019『中国批判』注目はÑBAと尖閣について

10月24日、中国が最も恐れる演説がワシントンのウッドロー・ウィルソン・センターで行われました。

ペンス副大統領による2回目の『続・中国批判』演説です。

ペンス副大統領
私はクリスチャンであり、保守であり、共和党であり、アメリカの副大統領だ!

下記リンク記事では、1回目の演説内容の掲載と共に、「2回目はさらに中国を追い込む演説になるだろう」と予測しましたが、その通りになりました。

演説内容として、ペンス副大統領は「米国はもはや、経済的関与だけでは中国共産党の権威主義的体制を自由で開かれた社会に転換できるとは期待していない」としたうえで、

中国(中国共産党)の不公正な貿易慣行や人権抑圧、宗教弾圧を速やかに正すよう促し、

中国側からの進展がなければ、引き続き包括的な圧力を加えていく姿勢を強調してましたね。

KENSHIN
個人的に注目したところは、「そもそも、世界の脅威となっている現在の中国を作ったのは誰だ?アメリカだ!」とし、中国に対して”関与政策”をとってきた過去の歴代大統領のオバマ、ブッシュ、クリントンを批判したところです。

そして「トランプ政権が甘すぎた中国への関与政策を終わらせる」ことを強調しました・・・ペンス副大統領は演説の組み立てが巧みなんですよね。

KENSHIN
『関与政策』とは、米国が中国との関与を続けていき、中国を国際社会のルールに従う国会に、最終的には民主主義国家になるように誘導していく政策のことを言いました・・・完全に中国に裏切られましけどね。

演説では、香港デモやウイグル人弾圧のこと、台湾情勢のこと、そして母国のNBA批判、さらには日本の問題である尖閣諸島問題なども取り上げました・・・。

ここでも気になったのは、NBA批判と尖閣諸島問題を取り上げたことです。

なぜ?ペンス副大統領がこの二つを取り上げたのか?を、少し分析してみました・・・。

ペンス副大統領のNBA批判の裏側

ペンス副大統領の演説動画、日本語訳がなくそのまま英語版ですが、ぜひこちらからご覧ください。

ザクッと演説内容を紹介します・・・、

1.20年間にも至らない短い期間の間に、「世界史上最大規模の富が移動した」。過去17年間の間に中国のGDPは9倍にも膨れ上がっている。これはアメリカの投資が可能ならしめたものだ。

2.北京はアメリカに4000億ドルにも及ぶ貿易赤字をもたらしたが、これは全世界の貿易赤字の半分に至る。われわれは25年間を使って、中国を再建したのだ。これ以上に現実を表している言葉はないが、失ったものは戻らない。

3.しかし「失ったものは戻らない」という言葉は、ドナルド・トランプ大統領により覆されるだろう。アメリカは二度と「経済的接触のみに頼って共産主義国家・中国を自由な西側諸国の価値観に基づく国家に転換する」という望みを持つことはない。それどころか逆に、トランプ大統領が2017年の国家安全戦略で述べたように、今やアメリカは中国を安全戦略と経済上の競争相手とみなしている。多くの専門家が、中国が短期間内にアメリカ経済を凌駕するだろうと予測しているが、トランプ大統領の大胆な経済政策により全ては変化していくだろう。

4.知財権と我が国の国民のプライバシーおよび国家の安全を守るために、アメリカはファーウェイやZTEなどの違法行為を阻止するために世界各国の盟友たちに北京の5Gネットワークを使うなと警告してきた。

5.中国政府は中国人民の宗教の自由を圧迫し、100万人のウィグル・ムスリム(イスラム教徒)たちを監禁・迫害している。そのため先月、トランプ大統領は中国の監視等に関わる公安部門と8つの企業に制裁を加えた。

6.台湾は中華文化における民主と自由の灯台の一つだ。アメリカは、より多くの武器売却等によって台湾を支える。香港も数百万の民衆が自由と民主を求めてデモを行っている。香港民衆の権利は1984年の「中英共同声明」によって明らかにされている。アメリカは香港市民のためにメッセージを発し続ける。

7.それでもなお、トランプ大統領は、米中貿易協議が合意を見ることを希望している。われわれは、新しい段階において、中国がアメリカの農業に関して支持し、かつ今週チリで行われるAPECで両首脳が協議書に署名できることを希望している。

 

全文はこの2倍あります。

因みに1、2、の赤文字が『関与政策』のことです。

このように、ペンス副大統領の「中国批判」は実にリアルで深い内容ですが、NBA批判に関してはさらに裏側があるようですね。

ペンスのNBA批判の陰にウイグル問題

ペンス副大統領の「NBA批判」のもともとの問題ですが、

NBAヒューストン・ロケッツのダリル・モリーGMが、ツイッターに香港の反政府デモを支持する内容の投稿をしたことを受け、提携関係にあった中国企業のスポンサーの撤退や同国でのテレビ中継の取りやめなどの事態に直面しているという問題です。

 

その後、GMのダリル・モリーは中国に謝罪しています。

この謝罪行為を一例にペンス副大統領は、トランプ政権に反抗的であるNBAの中国依存について次のように語っています、

ペンス副大統領
NBAの一部有名選手やオーナーらは、言論の自由を行使していくらでも米国を批判するのに、外国の人々の自由や人権になると口をつぐんでしまう。中国共産党の肩を持ち、言論の自由を封じるなど、およそNBAは権威主義的な中国政府の完全子会社のごとき振る舞いだ。

このNBA批判には、さらに続きがありまして・・・、

実はNBAは、ウイグルの強制収容所のある新疆ウイグル自治区のウルムチ市に、中国人新人選手のためのトレーニングセンターを三つ運営しているのです。

ウルムチは、2009年に中国共産党がウイグル人の大量虐殺を行ったところです。

KENSHIN
ウイグル問題はトランプ政権だけでなく、米国議会が重大な人権問題として取り上げてますから、このNBAのトレーニングセンターの存在が、米国では批判の的になり、現在NBAは中国だけでなく米国国内でも大炎上しています。

このままでは、NBAは中国との関係を考え直す時がくるかもしれませんね。

ペンスが尖閣問題を語る意味

ペンス副大統領は、中国が尖閣諸島周辺に中国海警局の艦船を派遣するなどの挑発行為が連続で60日以上にわたって行われていると批判しました。

KENSHIN
わざわざ日本の尖閣問題について、ペンス副大統領が代弁してくれたのですが、これは尖閣問題に関して中国にだんまりを決め込む日本の安倍政権に対しての「ダメ出し」だと思われます。

米国のトランプ政権が対中国の立場を明らかにしているにもかかわらず、安倍政権は来年の春に習近平を国賓として日本に迎えることを決めていますが、それって・・正気なのでしょうか?

安倍政権は中国を理解していない

安全保障で米国と繋がり、大企業を中心としたビジネスで中国と関係を築きたい安倍政権ですが、おそらく最終的にトランプ政権は許さないと思いますよ!

日本はそろそろ米国と中国のどちらつくか?ハッキリすべきです!

もともと、中国共産党への認識が甘い?安倍総理

というか、米国に貿易関税でボロボロにされているから中国は日本に近づいているわけであり、

中国の反日姿勢はこれからも何も変わりませんよ!

世界の時勢をまったく理解していない日本の政治家たち。

情けないことですが、日本はこのままだと国家沈没する日が来るかもしれませんね。

ペンス副大統領
人間は現在しか見ていないけど、天国は未来を見ている・・・。

ペンス副大統領の演説に出てくる、この中国の格言は日本に向けての言葉なのか・・・。

ペンス副大統領の演説の意味

前回に続き、今回も日本のマスコミではほとんど放送されないペンス副大統領の演説ですが、どれだけの日本人がペンス副大統領の演説の意味を理解しているのか?その意味とは、

中国共産党の支配を終わらせることです。

中国共産党の幹部は一族で財閥化しており、銀行も外貨も私物化し、ファミリ―企業に投資して肥大化するようになっています。

習近平の政策も、香港やウイグルやチベットなどの人権弾圧と宗教弾圧など、理不尽なものばかり、

このまま放置していたら、中国共産党の独裁政治に世界か完全に侵されてしまう、だから米国は本気で止めるのです。

ただ、演説の中でペンス副大統領は、米国は「中国の発展を阻止することは目指していない」とし、「中国指導部との建設的な関係を望んでいる」ことも強調しています、

その上で「長期にわたり米国民を利用してきた貿易慣行を終わらせ、新たに出直すこの稀なチャンスを捉える」よう中国に促しました。

KENSHIN
トランプ政権は、習近平の中国共産党に世界のルールを守れ!と言っているのです。

まぁ、でも永遠に大人しくしていることはないので、中国共産党は将来的には解体されると思いますけどね、来年の今頃もペンス副大統領の演説で、中国共産党は怒られているだろうなぁw

ペンス副大統領の演説の意味を理解する、日本の政治家が多く出てくることに淡い期待を抱いときます。